布袋中学校合唱コンクールを聴いて−2−
- 公開日
- 2015/12/05
- 更新日
- 2015/12/05
幼保小中連携
布袋中合唱コンクールの個人的な感想を紹介しています。
写真上
1組「親知らず子知らず」
とても力のある曲です。
その力をよく理解して、力強く歌い込んだ見事な合唱でした。
ただ、他の学級もそうなのですが、pになると聴き取れなくなります。
音楽は、fよりもpの方がはるかに難しいのです。
pは、口の形をよりはっきりとしなければならないのです。
細かいところの音程も惜しかった・・・。
しかし、私の中ではトップクラスかな・・・。
写真中
4組「走る川」
これも黒沢吉徳さんによる、合唱コンクールの定番です。
『消えた八月』、『空駆ける天馬』も黒沢さんですよね。
出だしが素晴らしく、前半だけなら、文句なしの優秀賞です。
表現力がピカイチでした。
しかし、後半は息切れしたのかな・・・・。
練習不足かな?
惜しかった。
写真下
2組「風のめぐるとき」
きれいにまとめました。
クライマックスは見事です。
個人的には、難しい曲だと思っています。
それは、A−B−A’の曲想が違いすぎるからです。
山本瓔子の詩を、作曲の橋本祥路さんが拡大解釈をし過ぎたように感じます。
2組は、そこをうまくまとめました。
雑味を減らしたら、もっとよかったと思います。
最高音は外さないで!
全体として、そのクラスも長所が発揮され、差が付かない合唱でした。
さぞかし、審査は苦労されたと思います。
生徒のみなさん、ご指導された先生方、
ありがとうございました。