学校日記

【校長日記】 謹賀新年

公開日
2016/01/01
更新日
2016/01/01

校長日記

新年あけましておめでとうございます。
本年も、布袋小学校HPともども、よろしくお願いします。




さて、昨日、バラエティ番組で、「元日」と「元旦」の違いを問題にしていました。
区別が付いている人もいましたが、そうでない人もいました。

みなさんおわかりですか?

「元日」も「元旦」も、1月1日のことを言いますが、時間帯に違いがあるのです。

「元日」は、年の初めの日、すなわち1月1日、まるっと1日、すべてが元日です。

これに対して、「元旦」は1月1日の朝のことです。午前中はOK。しかし、午後以降は元旦ではありません。

「正月」とはいつまで?

もともとは1月全体を表しますが、今ではもっと短くなっています。

関東は1月1日〜7日まで、関西は1月1日〜15日までを「松の内」とよび、この間を正月と言うのです。
しかし、関西でも、7日までと考えている人が増えてきたそうです。

「松の内」とは、門松や松飾りを飾っておく期間です。

左義長が、一般に小正月を中心に 14日夜ないし 15日朝に行われていますので、本来は15日までが松の内でしょう。
しかし、そこまで正月気分に浸っていられないのでしょう。
せちがない世の中になったせいかもしれません。

かつては、正月3日ぐらいまでは、どの店も休みでした。
外を歩いても、初詣以外の人とは出会わなかったのに・・・・。

今では、休む店の方が珍しくなっています。

そう思っていたら、業界最大手の三越伊勢丹ホールディングスが、伊勢丹新宿本店や銀座三越など首都圏8店舗で新年の元日と2日を休業し、3日に初売りを行うと報道されていました。

時計の針を昔に戻そうとしているのです。

働く人の負担減を考えてのことだそうですが、私は、それで良いのでは・・と思います。

正月は、家族でコタツに入ってミカンを食べる。

そんな日本が、私は好きです。