【校長日記】 奈良公園
- 公開日
- 2016/05/13
- 更新日
- 2016/05/13
校長日記
朝の奈良公園です。
奈良県庁は鹿の顔に似せて作られています。
鹿の顔に見えますか?
朝から、街中を何頭かの鹿が歩いています。
興福寺の五重塔。
明治初頭に25円で売りに出されたと、昨年紹介しました。
廃仏毀釈で、寺が取り壊しにあったからです。
興福寺は、回廊等、かなりの部分が壊されました。
五重塔の25円は、薪として値段なのです。
大伽藍だった内山永久寺はすべてが破壊され、現在では田畑になっています。
当時は浮世絵も海外に大量に流出しました。
その価値のわからない日本人は、安価で売り飛ばしたり、輸出陶器の包み紙に使ったりしたのでした。
本当の価値を知らないとは、とても悲しいことなのです。
子供たちも同じです。
自分の価値を知らないと、自分を傷つけたりするようになります。
だからほめてあげないと、良いところを認めてあげないといけないのです。
猿沢の池の周りでは、数人のお年寄りととあいさつを交わしました。
皆さん、健康そうでした。
何より笑顔がいい。
今日の元気をいただきました!
今日もたくさんアップします。