【校長日記】 今日の朝礼−自分で考える−
- 公開日
- 2016/05/30
- 更新日
- 2016/05/30
校長日記
今日の朝礼を紹介します。
初めにオバマ大統領の広島訪問の写真を映しました。
1,2年生からも「オバマ大統領」という声が聞こえました。
「人類で最初に核兵器を使った国の大統領が、使われた都市を訪問したのです。」と、その意味を説明しました。
すごいことだと思います。
続いて、2年生の授業の様子を紹介しました。
話す人を見て聞く、みんなを見て話すという基本ができていました。
グループでは、自分のノートを見せながら説明していました。
自学ノートの内容も、2年生としてはともてよいものでした。
そこで、みんなに問いかけました。
「○○です。どうですか」と聞かれたら、みんなが「いいです」と賛成のサインを出した。
でも、本当は自分は違う。
そんなとき、どうする?
周囲で話し合ってもらいました。
1,2年生に聞くと、ほぼ半々でした。
そこで、手を挙げてもらいました。
写真下の左上です。
低学年、高学年とも、半々に分かれました。
確かに、全員が賛成してる時に、反対意見を言うのは勇気が要ります。
でも、そこで意見を言うことで、練り合うことで全体が成長するのです。
考えが深まったり、より高次の意見に発展したりするのです。
オバマ大統領が広島へ訪問するのも、アメリカ国内では反対意見が多くありました。
でも、オバマ大統領は、自分で考えて行動したのです。
先週、青信号で、右左を見ないで前について行くことは、よくないことだといいました。
友達の意見を聞くことは大切ですが、自分で考えないで、また自分で考えて違っている時に、「いいです」というのもよくないことなのです。
周りに流されないで、「自分の頭で考える」習慣を付けましょう。
以上が、朝礼の内容です。
低学年には難しい事ですが、しっかりと聞いてくれました