湯浅 景元 先生 講演会
- 公開日
- 2016/07/14
- 更新日
- 2016/07/14
学校行事
今日は、学校保健委員会第2部として、中京大学教授 湯浅 景元 先生 にご講演をいただきました。
演題は「小学生の時期に必要な睡眠と運動のたいせつさ」
さすがに、一流のアスリートやオリンピック選手を指導している先生の話は説得力があります。
「イチローはこうしています。」
「オリンピックの選手にはこうしてもらっています。」
今日は、同じことを小学生に伝授してもらいました。
具体的には・・・
まずは睡眠。
「小学生は、ねている間に寝返りを30〜50回うちます。
うたないといけなからです。
大人は25回ぐらい、寝返りがうてないといけないのです。」
「人は寝ている時に成長する。疲労もとれる。けがも治る。記憶もよくなる。こうしたことが、4年前にわかってきた。」
「できれば9から10時間寝てほしい。
寝られない時はどうするか?
起きている時に外で運動をする。寝る前は部屋を暗くする。光を浴びない。興奮しない。
食事をした30分後に体温が下がり、その時に眠くなる。
寝る30分前にお風呂に入ったり、温かいミルクを飲むのもよい。」
「オリンピック選手の合宿では、ベッドには何も持ち込ませない。」やはり、消灯が大切なのです。
次に運動。
「小学生はいろいろな種類の運動をすること。室伏選手のいいところは、ハンマー投げだけではなく、走り高跳びやサッカーもやってきた。アメリカでは、小学生は一つの協議だけすることを禁止している。」
「足の骨はケンケンパッを4回、週に2,3回やればよい。」
「蹴る力は足の親指、バランスは足の小指」
「走る時はがんばらないでニコニコして走る。選手もこうして練習をしている。」
などなど、筋肉トレーニングやストレッチ、よい姿勢のためのコツを教えていただきました。
「ストレッチは運動前にはしない。生活の中でする。」
「オリンピック選手はすごいことをしているわけではない。それを毎日続けることがすごい。」
終わってから、私(校長)は湯浅先生に質問をしました。
「ゆっくり走る練習はじれったくなる。スピードを出した方が効果的に思えて速く走ってしまうが?」
「一流選手は、ただひたすらゆっくり走り続けられる人なのです。」
なるほど・・・・。これから練習方法を変えなければ・・・。
参考になることばかりでした。
湯浅先生、ありがとうございました。