ボーリング調査 −2−
- 公開日
- 2016/08/23
- 更新日
- 2016/08/23
今日の布袋小
写真上の左上管が、ボーリング孔を掘るためのもの(ボーリングロッド)です。
直径8cmちょっとです。
先に突起がついており、回転して掘っていきます。
1mこれで進みます。
その後、孔(あな)が崩れないように、パイプ(ケーシングパイプ)を埋めます。
写真中に写っていますがわかりますか?
作業員の人が、ケーシングパイプに電極を入れ、電気を流して、地下水の様子を調べているのです。
次に、1m下の土質を調べるために、写真上の左下の管を入れます。
これを、上から63kgほどのおもりを落とし、30cm貫通するのに何回必要かで硬さを測るのです。
おもりは、作業員の人の手前に写っているものです。
同時に、サンプルも採取します。
写真下がそのサンプルで、左から、地下1m、地下2m、地下3m、地下4mの土質です。
地下3mまでは砂。
地下4mでは小石が交じり始めました。
このあたりは、木曽川扇状地。
木曽川の流れの働きでつくられた大地です。
そろそろ、玉石(丸い石)が出てくるはずです。
この続きは、さらに取材をして報告します。