学校日記

就学時健康診断 −2−

公開日
2016/10/06
更新日
2016/10/06

学校行事

就学時健康診断の間、保護者の方には体育館で話を聞いていただきました。


始めに、学校歯科医の伊神様より、虫歯予防の話を聞きました。

虫歯が出来るのには、プラーク(歯垢)が大きな役割を果たしていること。
プラークは、主に虫歯菌(ミュータンス菌など)と砂糖があるときにつくられること。
そのために、甘いものとジュースなどの組み合わせではなく、甘いものには水を組み合わせるなど工夫をすると虫歯予防になることなどを教えていただきました。


次に、校長より「好奇心を育てる」という演題での講演+模擬授業を60分間行いました。

好奇心を育てると、勉強好きな子が育ちます。
ではどうやって育てるのか?
A10神経を活性化させて、脳の力が高めるドーパミンを刺激すればよいのです。

そこで、保護者のみなさんに、A10神経を活性化する体験をしていただきました。

まず、詩の一部を(   )で隠して、その言葉を考えてもらいました。
悩んで、考えて、ひらめいた時に、A10神経が活性化し、ドーパミンが流れるのです。
そのドーパミンが、次の「やる気」や「意欲」に繋がるのです。

それは、あれ?どうして?と思う時にも活性化します。
その不思議な例を、体験してもらいました。


次に親の関わり方です。
子どもは、本来、知的好奇心があるのです。
それを消さない親の言葉がけについて、いろいろな事例で
NGの場合、OKの場合を紹介しました。

最後に、ドーパミンをたっぷり出すために、15代の足利将軍を覚えて言ってもらいました。
隣同士でじゃんけんをして負けた人が、次々に勝った人が順に言っていき、言えたところから拍手が起きました。
まさに、その時にドーパミンが放出されるのです。

これは一例です。
ぜひ子どもたちの知的好奇心を刺激し、成功体験を積み重ね、誉めることで次のやる気を育ててほしいとお願いして終わりました。


最後に、本校の特別支援コーディネーターの水野教諭から、本校の特別支援について説明を行いました。

特別支援教育は、障がいなどにより困り感のある児童や生徒が、将来の自立や社会参加に向けて、一人一人に合った適切な指導や必要な支援を行うものです。
簡単に言えば、一人一人が輝くために、その子に合った支援をする教育です。

通常学級での指導のほかに、特別支援学級、通級指導教室もあります。
どこでの学びがその子に最も合った支援なのかを、保護者の意見もふまえながら、学校、そして教育委員会と共に考えて行きます。

今日は、その概略を紹介しました。

次回、2月2日には、入学について、具体的に説明していきます。
どうか、よろしくお願いします。