【校長日記】 愛知県社会科教育研究大会
- 公開日
- 2016/11/02
- 更新日
- 2016/11/02
校長日記
昨日、愛知県社会科教育研究大会を、大口西小学校、大口中学校の2カ所で同時開催しました。
私は、大口西小学校で開会行事を行った後、すぐに大口中学校へ移動して、授業、分科会、指導高評を見ました。
私が行った、開会行事での主催者あいさつの概要を紹介します。
いつものようにアドリブですので、細かい表現は実際とは異なります。
愛知県社会科教育研究大会を、この大口町で開催いたしましたところ、県内各地から多数の先生方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
また、校務ご多忙の折ご出席いただきました、大口町教育委員会 長屋孝成教育長、愛知教育大学准教授 真島聖子先生、をはじめとするご来賓の方々には大会に華を添えていただきましたことに厚く御礼申し上げます。
さて、新学習指導要領の告示を控え、8月26日に出された「審議のまとめ」でその概要が見えてまいりました。
新指導要領の大きな特徴が、みなさんご承知の通り、教育課程の枠組みを3つの柱で整理しなおしたことです。
一つは生きて働く知識・技能の習得、
二つ目は、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成
この二つは、これまでもいわれてきたことです。
大きな特徴が、次の3本目の柱。
学びを人生や社会に生かそうとする、学びに向かう力・人間性の涵養です。
3つめの柱、「社会に生かす」。
教科の目標で、「社会に生かす」という内容を含むのは、社会科のみです。
新指導要領での社会科という教科の重要性を示しており、責任を感じます。
そして、また、「社会に生かす」とは社会参画の意識と実践力です。
今回の研究では、その社会参画の育成を、本地区独自の視点でとらえて実践してまいりました。若手中心の実践です。つたない実践ではありますが、ご覧いただきまして、皆様のご指導をいただければ幸いです。
結びといたしまして、大口西小学校、大口中学校の授業者をはじめとする会場校の教職員の皆様、本日発表いただく先生方、および関係の皆様に感謝申し上げます。
本大会が 社会科の発展に実りあるものになることを祈念して挨拶といたします。
写真は、中学校の様子です。