【校長日記】 保育園訪問
- 公開日
- 2016/11/25
- 更新日
- 2016/11/25
校長日記
昨日に続き、本日も2年生が保育園訪問をしています。
少し、その様子をのぞいてきました。
人の成長にとって、子どもに限らず、異年齢の交流はとても重要です。
私自身、学生時代には、後輩・そして先輩として人と関わる中で、下級生・上級生のそれぞれの立場で多くのことを学びました。
これは、社会に出てからも変わりません。
その基礎は、幼保小時代から始まっています。
幼保時代、年長さんとして年少・年中さんのお世話をしながら成長してきましたが、小学校に入ると、とたんに赤ちゃん帰りをしてしまうことがよくあります。
甘えられる環境がそうさせてしまうのです。
今年から、縦割り遊びという異年齢交流を始めましたが、どちらかというと高学年のリーダー性を育てるものです。
そこで重要となるのが、2年生の保育園訪問、1年生の1日体験入学です。
今日のぞいてみても、2年生は完全にお兄さん、お姉さんの顔になっています。
昨日のホームページを見てみると、遊び方を説明して、「わかった?」と聞いたり、転んだ子に「大丈夫?」と声をかけているところは、2年生のお兄さん、お姉さんらしく見えました。と書かれていましたが、まさにその通り。
この経験が、一回りも二回りも大きくさせるのです。
人は、世界最長寿にでもならない限り、この先いつまで経っても後輩であり、先輩でもあります。
後輩として先輩を立てたり、先輩として後輩をいたわったりという、長い歴史の中で培ってきた人類の文化を、実践の中から学んでくれたらと思います。