1年2組 研究授業
- 公開日
- 2016/11/30
- 更新日
- 2016/11/30
今日の布袋小
2時間目は1年2組で研究授業がありました。
くり下がりのある引き算です。
ところで、みなさんは次のような場合、どう計算していますか?
かきが13個なっています。4個とると、何個残りますか?
実は、次のどちらかでやっています。
A 13−4
1. 10から4 をひいて6 (10−4=6)
2. 3 と6で9(3+6=9)
B 13−4
1. 13から3をひいて10(13−3=10)
2. 10から1をひいて9(10−1=9)
Aのような方法を減加法といい,Bのような方法を減減法といいます。
ひいてからたすので「減加」,ひいてさらにひくので「減減」というわけです。
どちらでやってもかまいません。
減加法では、ひき算なのにたすことが入っているというデメリットがあります。
減減法では、ひかれる数の一の位に合わせてひく数を分解することが必要なので、どっちもどっちです。
そろばんをやっている人には減加法だと思います。
算数の研究会で、大学の先生が、「大人では減減法でやっている人の方が多い」といっていました。
私も、それまで考えたことがなかったのですが、無意識のうちに減減法でやっていることに気付きました。
今日は、これまでに減加法でやってきた子どもたちに、初めて別の方法があることを考えさせる授業でした。
さて、10年後、子どもたちは、減加法・減減法、どちらでやっているのでしょうか?