犬山祭など33の祭り ユネスコ無形文化遺産に登録決定
- 公開日
- 2016/12/01
- 更新日
- 2016/12/01
校長日記
世界の伝統文化などを保護するユネスコの無形文化遺産に、全国33の山・鉾・屋台行事が登録されることが決まりました。
エチオピアで開催されているユネスコの政府間委員会で、日本時間の1日午前2時すぎに決定されたものです。
新たにユネスコの無形文化遺産に登録される「山・鉾・屋台行事」は、犬山祭の車山行事や、高山祭の屋台行事など、山車が登場する全国33の祭りです。
そのうち、1/3の11件が東海3県に集中しています。
なぜ東海地区に多いかは後ほど解説します。
一覧はここ http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000199814.pdf
すでに「京都祇園祭の山鉾行事」と茨城県の「日立風流物」の2つは無形文化遺産に登録されていましたが、これに加えて、33の祭りの登録を一括提案したのです。
10月には、ユネスコの評価機関から「すべての住民にアイデンティティや芸術的創造性を与えるものだ」として、登録にふさわしいとする評価を受けていました。
これにより、国内の無形文化遺産は「能楽」「人形浄瑠璃文楽」「歌舞伎」「雅楽」「和紙」「和食」など、合わせて21件となりました。