本日は佐藤 香織 先生が来校されます
- 公開日
- 2017/01/19
- 更新日
- 2017/01/19
おしらせ
明日、1月19日(木)は学校保健委員会です。
佐藤 香織 先生にお話をしていただきます。
とてもかわいらしい方で、今は横浜にお住まいだそうです。
ジャズピアノの勉強をされているとおっしゃっていました。
佐藤香織先生は、『子とともに ゆう&ゆう』2015年10月号の記事−ただ今修行中−に紹介されています。
一部抜粋して紹介します。
ピアニストへの動機と決心
幼い頃、わが家には自動演奏のピアノがありました。
その演奏を聴いていた父が、「こんな演奏をしてくれる娘がいるといいな。」とつぶやいた言葉を聞き、「わたしがピアニストになる。」と言ったそうです。
そして、六歳からピアノを習い始めました。
わたしは小学校五年生の時、交通事故に遭いました。
頭がい骨骨折、脳挫傷で重体となり、十日後にやっと意識が戻りました。
ただ、事故前の数年分の記憶が消えてしまい、友達の顔も、一緒に過ごした日々も思い出せませんでした。あまりにつらく「死にたい」と思ったこともあります。そんな時、母から、毎日ピアノを弾いていたことを聞きました。
鍵盤に触れてみると、自然に指が曲を弾き始めたのです。たどたどしい演奏でしたが、その日からピアノの練習を再開しました。
しかし、しばらくたってから事故の後遺症が現れました。覚えていたことを忘れてしまうぐらいの、つらく激しい記憶障害です。
でも、こんなわたしを支えてくれたのも、ピアノでした。鍵盤に向かう時だけは、心が自由になり、生きる勇気がわいてきました。
そんな思いの中、「ピアノの音色で、勇気と感動を届けることのできるピアニストになりたい」と決心したのです。
ここから先は、当日の講演で聴きましょう。
明日の学校保健委員会にぜひご参加ください。