飛行機雲
- 公開日
- 2016/12/21
- 更新日
- 2016/12/21
今日の布袋小
今日の長放課(2時間目後の休み時間)の様子です。
昼放課は縦割り活動なので、実質、今年最後の長い放課です。
国旗や校旗はだらりと垂れ下がり、空には何本もの飛行機雲が見えました。
さて、その飛行機雲。どのようにしてできるのでしょうか?
多いのは、エンジンから出る排気ガスが作り出す雲。
気温は100メートル高くなるごとに、約0.6度下がります。
飛行機が飛ぶ高度1万メートルでは、地上より約60度も気温が低くなります。
今日なら、マイナス50度以下になっているはずです。
このとき、飛行機のエンジンが300から600度となった排気ガスを出すと、その中の水分が冷やされて凍り、雲となって白く見えるのです。
冬の寒い日に息が白くなるのと同じ原理です。
このほかに、飛行機の主翼などの後ろに空気の渦ができて、気圧と気温が下がり、水分が冷やされてできる飛行機雲もあるそうです
飛行機雲は、毎日見られるわけではありません。
飛行機の飛ぶ高さ、上空の温度や湿度、空気の流れなどの条件がそろわないと、見られないのです。