今日の太陽の高さは?
- 公開日
- 2016/12/21
- 更新日
- 2016/12/21
校長日記
今日は冬至です。
1年で昼が最も短い日です。
その理由は、上の図を見ればわかりますよね。
画像の出典元は http://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_17/
エッ!わからない?
説明します。
太陽は東の方から出て、南の空を通って西の方にしずんでいきます。しかし、その動きは毎日少しずつ変化しています。
夏至(6月22日ごろ)の日に太陽は一番高い空を通り、この日を過ぎると少しずつ低くなり、冬至(12月22日ごろ、今年は21日)の日に一番低くなります。
太陽の高さが一年で最も低い位置にあるために、昼間が一年で最も短くなるのです。
それでは、太陽の高さは?
春分の日および秋分の日には、太陽は天の赤道上にいます。
北緯35度の場所では、この時の南中高度(正午の時の太陽の高さ)は、「90度−緯度」で55度になります。
地球の地軸は、23.4度傾いていることはご存じですね。
夏至の日は、地軸の傾きの23.4度だけ太陽は北にいるので、
55+23.4=78.4
太陽の高さは78.4度になるのです。真上に近い感覚です。
これに対して、今日、冬至の日はその逆です。
55−23.4=31.6 から、31.6度になるのです。
今日、正午の太陽の高さは31.6度なのです。
(あくまでも北緯35度の場合)