今日の給食は・・・特集は「ご飯」
- 公開日
- 2017/01/25
- 更新日
- 2017/01/25
今日の給食
今日の給食を紹介します。
コロッケ、千切りキャベツのサラダ、トマトシチュー、ロールパン、牛乳
センターからのメッセージは
戦後はアメリカなどから小麦をいただいてパンを作っていたので、給食の主食は、毎日パンでした。給食でご飯が出るようになったのは、昭和51年からです。
ここで「昭和51年から」というのを見て、あれっ?と思った方もいるかもしれません。
この昭和51年というのは、「米飯給食の実施について」という通達が出された年です。
その前文には次のようにあります。
学校給食は、従来パンを中心とした小麦粉色型態により実施されてきたところであるが、昭和五一年二月一〇日文部省令第五号をもって「学校給食法施行規則等の一部を改正する省令」が公布され、米飯を学校給食制度上に明確に位置付けることとされました。
ついては、米飯給食の導入に当たり左記事項に留意の上その円滑な実施を期せられるよう願います。また、米穀の供給については、別添「学校給食用米穀取扱要綱」により実施することとするので御承知ください。
そして一 米飯給食を導入するに当たっての基本的な考え方
学校給食への米飯導入は、食事内容の多様化を図り、栄養に配慮した米飯の正しい食習慣を身につけさす見地から教育上有意義であるので、その普及を図るものとすること。
と続きます。
実は、それまでにも給食には時々ご飯は出ていました。
私(校長)は、中学校2年生の時から給食が始まりました。それまでは中学校は弁当でした。
昭和47年頃の給食に、時々ビニールご飯が出されました。
外側はゆでられて糊みたいで、中はやわらかく、粒のはっきりしないごはんでした。
たいていカレーとセットでしたが、当時は珍しさもありおいしいと思っていました。
今でいうと、防災訓練で食べる非常食に似ています。
今では、ほとんどが米飯。
当時と比べると、ずいぶんおいしくなりました。