【校長日記】 悲しい出来事・・・・
- 公開日
- 2017/03/09
- 更新日
- 2017/03/09
校長日記
今朝、学校の周りを小さなごみを拾いながら歩いているときにあったのがこの写真のごみです。
中はコンビニ弁当の容器やゼリーのパックなどでした。
明らかに、自分で食べた弁当を舗道上に捨てていったのです。
悲しくなりました。
学校では、子どもたちに「身じたく・整頓」「掃除」「あいさつ」「時間を守る」「話をきく」と教えています。
これらはマナーです。
しかし「ごみを捨てるな」とは教えていません。
なぜなら、人として当たり前のことだからです。
ごみを捨てていけないのは最も基本的なルールなのです。
道端にゴミをポイ捨てすることを不法投棄といいます。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第16条
何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない
同25条
次の各号のいずれかに該当する者は、五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
14項
第十六条の規定に違反して、廃棄物を捨てた者
ごみを捨てることは、罰金・懲役の罰則がある法律違反なのです。
しかし、ここで言いたいのはそんなことではありません。
このごみを捨てた人は、このごみを拾う人の気持ちを考えたことがあるのでしょうか?
その気持ちが少しでも分かれば、簡単には捨てられないと思います。
この人は、これまでどんな人生を送ってきたのでしょうか・・・。
ぜひ、過ちに気づき、これからの人生を豊かにしてほしいと願います。