【校長日記】 恋ダンスの元は?
- 公開日
- 2017/03/18
- 更新日
- 2017/03/18
校長日記
今日は、ある幼児教室のお別れ会に、ボランティアでお手伝いをしてきました。
お手伝いとは、劇に出演することで、「三匹の子豚」のオオカミ役。最後に「恋ダンス」を踊りました。
6年生との会食会で、多くの女子が「恋ダンスは踊れます」と言っていましたが、実際にやってみるととても楽しい踊りでした。
ただ、社会科教師の習性で、動きの意味 を考えてしまうのです。
「恋ダンス」をご存じの方はおわかりだと思いますが、あの型、手の動きは、アラビアの踊り、ヒンズー教、仏教を思い起こします。
右上の写真は、あるバレエスタジオの「アラビアの踊り」
出典 http://www.kato-ballet.jp/29th/29th.htm
「恋ダンス」と似ていますよね。
今流行しているベリーダンスの原型です。
左下はヒンズー教の神像です。
カンボジアで踊りを見ましたが、基本的に神像のような動きをしていました。
不勉強で、アラビアの踊りとヒンズー教、さらにはカンボジアの踊りの関係を調べていませんが、とてもよく似ています。
右下は、アンコール遺跡 で私が撮影したものです。
アンコール遺跡は、現在のカンボジア王国の元となったクメール王朝の首都の跡ですが、前期の王はヒンドゥー教で、シヴァ神を信仰していました。
しかし後期には、仏教、観音菩薩を信仰します。
この写真を見ても、ヒンズー教と仏教の両方の影響が読み取れます。
振り付けのMIKIKOさんが、実際に何を意図したかはわかりませんが、どなたか振り付けの意図をご存じの方がいましたら、ぜひ教えてください。