【校長日記】 浅田真央ちゃんの思い出
- 公開日
- 2017/04/12
- 更新日
- 2017/04/12
校長日記
昨日から、新聞やテレビは、浅田真央選手の引退報道で一色になっています。
私は個人的に浅田選手を応援していました。かつてこんな事があったからです。
我が家は時々、大須のスケート場(名古屋スポーツセンター)へ出かけていました。平成16〜17年の冬のことでした。
愚息がスケート靴を借りて、靴ひもを持ってぶらぶらしながら、私が座っているベンチの方へ歩いてきました。隣に座っていた真央ちゃんがそれに気づかず靴紐を直そうと前屈みになろうとしました。
「危ない!」
近くに立っていた姉の舞さんが叫びました。びっくりした真央ちゃんが顔を上げた近くに、靴のブレードのギザギザが迫っていました。
あのまま前屈みになれば、顔面にブレードが当たっていたかもしれません。
「ごめんね。」
すぐに謝ったら、あの笑顔で許してもらえました。真央ちゃんはその後リンクへ戻り、人混みの間を蝶のように舞っていました。
真央選手がGPファイナルで優勝したのは、その翌年です。その時は、「あの時、顔に当たっていなくて本当によかった…。」と本気で思ったほどでした。
このように変わった出会いでしたが、同じ空気、同じ水で育った選手が活躍してくれることはうれしいものです。
伊藤みどりさんも、私が学生の頃、真っ赤なスケート衣装を着て、大人の間をすり抜けて滑っていました。
中野友加里さんも江南市出身。
野球では、ホークスの和田毅選手は江南市藤里小、豊山出身のイチロー、師勝出身の稲葉篤紀選手など、この地域出身の選手がいます。
これからも地元出身のスポーツ選手が、どんどん活躍してほしいですね。