「商業並びに民間航空に関する件」
- 公開日
- 2018/08/15
- 更新日
- 2018/08/15
布袋の歴史
今日は終戦の日。
本校で見つかった『連合国軍司令部報告書控綴』より、「商業並びに民間航空に関する件」を紹介します。
GHQが日本の航空産業を壊滅しようとしていることが分かります。
そのために、日本の航空産業は、世界から大幅に取り残されました。
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商業並びに民間航空に関する件
A 命令書受領当日に職員常会を開き、文意並びに精神について徹底する
B 本命令書受領前に左の処置を実施する
a 「フープ」取りこわし(昭和20年12月7日)
b 航空に関する教材削除(昭和20年10月15日)
c 航空関係一切の掛図、図書、模型航空機の焼却(昭和20年10月29日)
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写真の前の2行は、昨日の命令書「日本教育制度の対する管理政策」の最後の2行です。
20年12月に取り壊した「フープ」とは?
ご存じの方がありましたら、布袋小学校校長までお知らせください。
戦後、初の国産機、YS−11は、昭和39年に就航しました。
そして半世紀後に続いたMRJは、納入が延期されています。
いかにGHQのプレシャーが大きかったかが分かります。