【校長日記】 東京分散学習 −1−
- 公開日
- 2017/06/21
- 更新日
- 2017/06/21
校長日記
扶桑北中学校のHPを見ていたら、昨日15:00 up!の記事で、修学旅行中に外務省に訪問をしていました。記者会見室での記念写真を見て、感慨もひとしおでした。
修学旅行で、日本で初めて東京での事業所訪問を始めたのは、平成3年の布袋中学校です。
本校にも、その年に修学旅行を経験をし、今は布袋小の保護者になっている人が、30人近くいます。図書館司書の稲山先生もその一人です。
なぜ初めてだと分かるのか?
東京での事業所訪問は、1年以上も前から計画をしていました。
中学校1年生で校区のオリエンテーリングを班別で行いました。
中学校2年生では、各地で事業所訪問や体験学習を行いました。下の新聞記事は、平成2年10月17日に行った体験です。こうして段階を踏んでいったのです。
そして、この頃から、東京での事業所(職場)訪問のために、何度も東京へ足を運び、受け入れ先の交渉をしていたのです。
当時の1府12省はもちろん、主な国の大使館、国会図書館、相撲部屋、裁判所、高級ホテル、映画スタジオ、出版社などなど、多いときには1日20箇所ほどを回りました。
何しろ始めてのことなので、相手に一から説明しなければなりません。
写真の外務所には断られました。高校生以上ということでした。
それどころか、その後、こうした体験学習を奨励した文部省(今の文部科学省)ですら断られたのです。
長くなりましたので続きます。