学校日記

「湖」「池」「沼」の違いは?

公開日
2017/08/14
更新日
2017/08/14

社会科お役立ち情報

「湖」「池」「沼」の違いを説明できますか?

「湖」「池」「沼」似ていますね。

実は、明確な区別があるわけではありません。
実際に、現在ある名は、昔からその地域で呼ばれていた呼称であり、定義に合っているとは限りません。

その一応の「定義」は・・・

「池」人が造ったもの。ダムや貯水池など
地面にできたくぼみに水のたまったところ。普通,湖沼より小さいものをいう。

入鹿池や満濃池も人工ですね。

「沼」天然にできたもので、水草が全面に生えているもの
一般に,水深5メートル 以内の水域。水草が茂り,透明度が低い。湖との区別は明確でない。

水深が5m以下の、水草が生える深さのものです。

「湖」天然にできたもので、水草の生えない深いところがあるもの
周囲を陸地で囲まれたくぼ地で水をたたえた所。池や沼よりも大きく,沿岸植物が生育できない深い湖盆(5メートル 以上)をもつもの。

水深が5m以上あり、水草も生えない深さの所です。

ちなみに、日本で最大は

琵琶湖  669.23 km2説明不要ですね。

湖山池(こやまいけ)6.99[1] km2 鳥取県鳥取市の北部にある汽水湖です。「池」と名が付いていますが、定義上では「湖」だと思われます。

印旛沼(いんばぬま)  9.43[1] km2千葉県北西部、印西市、佐倉市、成田市、印旛郡栄町、八千代市にまたがる利根川水系の湖沼。
「沼」という名ですが、事実上「湖」ですね。