淀川工科高等学校吹奏楽部 公開練習
- 公開日
- 2017/10/21
- 更新日
- 2017/10/23
校長日記
淀川工科高等学校は、名古屋で行われる全日本吹奏楽コンクールのために、毎年、江南市民文化会館で直前の練習をしています。
昨日は、昨年に続いて練習を公開していただきました。
淀川工科高等学校吹奏楽部は、全国大会で最多の金賞を誇る、高校では日本一のバンドです。
コンクールでの完成度は、プロの通常の演奏を超えると言われているほどです。
また、指揮の丸谷明夫先生は、この世界では超有名人で、日本吹奏楽連盟の理事長です。
その練習を見ることができるとは、本当に幸運なことです。
私は、前半の練習のみを見学しました。
曲は、2009年、20012年、2016年で金賞を取っているラベルの「ダフニスとクロエ」。
丸谷先生の十八番です。
驚きました。
「夜明け」の、あのうねるようなクレッシェンドの響きはまるでオーケストラ。
コントラファッゴトやコントラバスクラリネット、コントラバスがしっかりと響きを支えています。
しかし、完璧と思えるような演奏でも、丸谷先生は微妙なピッチの違いやリズムの狂いを見逃しません。
本番2日前ながら、基礎的なリズム練習をしたり、フルートの音程を一人ずつ確認したりと、やっていることは中学生と変わりません。
ただ、一人一人の音はがすごい。とても高校生と思えません。
さすがに、校内のオーディションをくぐり抜けた生徒ばかりです。
明日も金賞は間違いありませんが、金賞の発表の時でも歓声を出さないのが淀工なのです。
2009年の動画はここから見ることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=ENe7LRe_nqQ
写真は、次からお借りしました。
http://www.asahi.com/edu/suisogaku/contest/OSK201208220100.html