お話広場
- 公開日
- 2017/11/10
- 更新日
- 2017/11/10
今日の布袋小
長放課に、ボランティアの村瀬さんによるお話広場がありました。今日のお話は、韓国の昔話「あずきがゆばあさんとトラ」でした。
子どもたちは、いつものように村瀬さんの迫力ある語りと繊細に描かれたイラスト画に引き込まれていきました。
あずきをまいているおばあさんの前にトラが現れ、おばあさんを食べようとします。
おばあさんは、「あずきが実ってあずきがゆを食べるまで、自分を食べるのを待ってほしい」とトラに頼み、トラは承知して帰っていきます。
やがて秋になり、あずきが採れ、あずきがゆをたくさん煮たおばあさん。トラに食べられてしまうと泣いていると卵やすっぽんやウンチが次々にやってきて、おばあさんが泣いているわけを尋ねます。
「トラに食べられるのが悲しくて泣いている」とおばあさんが答えると、卵やすっぽんは「あずきがゆを食べさせてくれたら助けてあげる」と言って、あずきがゆをもらいます。
そして、みんなでおばあさんがトラに食べられるのを助けるというお話です。
日本の昔話「さるかに合戦」とそっくりで、興味深い内容でした。