生活発表会へ行ってきました
- 公開日
- 2017/12/08
- 更新日
- 2017/12/08
校長日記
昨日、校区3保育園の生活発表会へ行ってきました。
3園を通して、0歳児から1歳児、2歳児、年少、年中、年長とすべての発表を見ることができました。
確実に成長する姿を興味深く見せていただきました。
例えば・・・
私は、かつて小学校1年生を担任したときに、40名の児童に対して、音程がとれるかを時間を追って記録してきました。
4月当初は8割を越える程度でしたが、3月にはほぼ全員が正しくとることができました。
昨日は、年長の児童は、かなり音程をとることがでていました。ざっと7割は超えていたと思います。
ところが、年中児は、高音が下がり、低音が上がる、いわゆる棒読みに近い状態でした。
これらから、音程を聞き分けて再生する能力が、5歳前後から発達することがわかります。
もちろん発達には個人差もありますので大きな枠としてのとらえです。
しかし年長児でも、やや複雑なリズムは難しいようです。
休符を待てなくて、どんどん早くなっていくのを、先生が伴奏でしっかりとブレーキをかけていました。
このテンポキープは、かなり高度な能力です。
何歳で何ができるようになるかを、客観的に観察することができた貴重な時間でした。