学校評価 保護者アンケートより −2−
- 公開日
- 2017/12/24
- 更新日
- 2017/12/24
校長日記
12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。
≪ ほてっこ発表会のレジャーシートについて ≫
・ 昨年、初めてのほてっこ発表会での場所取りのレジャーシートの光景にがくぜんとした。(中略)今年はレジャーシートが禁止となり助かりましたが、学年ごとの入れ替わりも少なく、譲り合いの気持ちが少ない学校なんだと感じた。
同じようなご意見を他にも3人の方からいただきました。
場所取りの禁止については、PTAの役員会で提案されたもので、多くの方から賛同の声をいただいています。
来年度は、運動会のように総入れ替え制を検討いたします。
≪ 担任について ≫
・ 担任について、一学期終了後に休みに入ることが明らかな状況で児童のためを思うのであれば担任を持たせるべきではないと思います。
担任の途中交代について、ご心配はごもっともです。申し訳なく思います。
ここでは、小学校の職員定数について説明いたします。
小学校の教員定数は学級数に応じて決められており、校長などいわゆる四役といわれる役職以外の職員は、本校の規模では1名しかおりません。本校では、その1名を専門性が極めて高い音楽の専科教員に充てています。したがって、担任を持たせないということは、システム上できないことをご理解ください。
一方、中学校は、教科が多岐にわたるほか、生徒指導や進路指導の主事を置くために、担任以外の教員は小学校に比べると多くなっています。
≪ 授業について ≫
・ 色々な事に取り組んでいてよいと思います。ただ、個人的には受け身の授業ではなく、もっと子供が意見を交わし合う授業(外国の授業みたいな)を積極的に取り入れてもらいたいなと思います。
「子供が意見を交わし合う授業」は、本校が目指している授業の姿です。
2020年から始まる新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」(いわゆるアクティブ・ラーニング)が大きな柱になっています。
本校はもとより、全国の学校でその具体化を試行しているところです。
本校では、全員がこの授業を目指して授業公開を行い、学年代表者の授業では全員で研究協議を行っています。
その様子は、すべて学校HPで公開していますので、ぜひご覧ください。
貴重なご意見をありがとうございました。
明日からも続きます。