学校評価 保護者アンケートより −14−
- 公開日
- 2018/01/05
- 更新日
- 2018/01/05
校長日記
12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介しています。
≪ 通学班登校について ≫
・ 通学班登校が曖昧すぎる。
・ 必ず通学班で登校しなければならないか?
12月28日にお答えしたように、登下校には法的な縛りは一切ありません。あくまでも便宜的なものです。
通学班のない学校もありますし、ご質問にありますように通学班で登校する義務もありません。(ただ、通学班で通わない場合は、保護者の送迎を条件にしています。)
学校としては、登下校の安全のため、また、人間関係を学ぶ一つの場として、通学班の意義を考えています。担当教師を置き、毎週班日誌を読み、問題があれば指導します。通学班会議でも話し合いが行われます。
・ ○○通学班で5年生が1,2年生に乱暴な言葉を使ってきます。放課時間に追いかけてきたりと嫌がらせもしてきます。今後、学校に行きたくないといわないか心配です。
かつて、地域でガキ大将を中心に異年齢集団で遊んでいた頃は、その中での小さないさかいを通して対人関係のスキルを学んでいました。
今は異年齢間の関わりが少なく、そうしたスキルを学ぶ場がありません。そのため、かつてに比べて、トラブルが増えています。
先ほどもふれましたが、通学班そのものが、今では子ども達にとっては貴重な学びの場です。
社会に出れば、異年齢集団は当たり前。
時々起こるトラブルも、大人になるためのひとつのステップです。
トラブルを大きくしないで、自分達で解決する力もつけてやりたいと考えています。
≪ 異学年の活動について ≫
・ 縦割りのコミュニケーションを取る機会や、部落対抗の何かしら・・・があってもいいかなと思います。
先ほど述べた、自分達で解決する力をつける方法の一つが、縦割り活動です。
昨年は「たてわり遊び」を行いました。
今年の2学期はペア交流に終わっていますが、3学期には縦割りの活動を行いたいと思います。
他校では、通学班単位の縦割り遊びを行っているところがあります。今後、検討していきます。
ご意見ありがとうございました。明日に続きます。