学校の指導方針が変わります −3−
- 公開日
- 2018/02/28
- 更新日
- 2018/02/28
校長日記
前回は、水色の四角で囲まれた3つの言葉を紹介しました。
主語は、「教師が」ではなく「子供が」に変わりました。
今回は、その一つ、何ができるようになるかについて説明します。
「できるようにするもの」=「育成を目指す資質・ 能力」のことです。
それでは具体的に「育成を目指す資質・ 能力」とは何か。
次の3つです。
知識及び技能
思考力,判断力,表現力等
学びに向かう力,人間性等
これを、より丁寧にいったものが下のものです。
この「生きて働く」「未知の状況に対応」とはどういうことか?
キーワードは予測不能な社会です。
数十年後には、半数以上の職業がなくなるといわれています。
30年、いや10年先すら予測ができません。
AIはどこまで進化するのか。
今、覚えた知識は役に立つのか?わかりませんね。
だからこそ、「生きて働く知識・技能の習得」であり、「未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力の育成」が必要なのです。
その基盤であり、エネルギーになるのが、「学びに向かう力・人間性等」なのです。
続きます。