学校の指導方針が変わります −4−
- 公開日
- 2018/03/02
- 更新日
- 2018/03/02
校長日記
前回は、3つの言葉のうち、何ができるようになるかについて説明しました。
「育成を目指す資質・能力」が 「知識及び技能」「思考力,判断力,表現力等」「学びに向かう力,人間性等」でした。
今回は、2つめ何を学ぶかを取り上げます。
私たちが子ども達に教え、伝えたいこと(教育内容)を、学習段階に応じて並べたものを
カリキュラム といいます。
別の名を教育課程 ともいます。
よく、「部活動は、教育課程外だ」といいますが、その「教育課程」のことです。
そして教育課程を編成する際の基準を「学習指導要領」という のです。
これまでと大きく変わったのは何か?
3年生以上で授業時数が週あたり1時間増えることです。
どの時間帯(時間枠)で増やすかは、各学校の工夫に任されています。
それでは、増えた時間は何に使われるのか?
3・4年生の外国語活動
5・6年生の外国語 です。
3・4年生は週1時間、5・6年生は週2時間になるのです。
また、「特別の教科 道徳」が始まります。
具体的な教育課程は、丹葉地区(江南・犬山・岩倉・大口・扶桑)の32の小学校長で相談し作成します。
それを、各学校が多少の修正を加えるのです。
布袋小学校では、給食後の「はげみの時間」が授業時間になります。これまで行事の準備に使っていた時間がなくなるので、行事は縮小せざるを得ないのです。
続きます。