学校日記

今日は海の日

公開日
2018/07/16
更新日
2018/07/16

おしらせ

今日は海の日です。

平成7年に祝日に制定されました。

国民の祝日に関する法律第2条には、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」 としています。
世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は日本だけだそうです。

制定当初は7月20日でしたが、平成15年よりハッピーマンデー制度で月曜日に動くようになりました。

しかし、本来の意味があるのです。

7月20日は、海の記念日でした。
海の記念日は、1876年(明治9年)、明治天皇の東北地方巡幸の折りに、軍艦ではなく灯台巡視の汽船「明治丸」によって航海をし、7月20日に横浜港に帰着したことにちなんだものです。

今朝の産経新聞社説を紹介します。

小笠原諸島は幕末から欧米との間で領有問題が生じていたが、明治8年、同諸島の所轄方針を決めた政府は調査団を乗せた明治丸を当地に派遣した。英国も軍艦を向かわせたが、明治丸が英艦より早く着き、結果的に小笠原諸島の日本帰属につながった。小笠原周辺海域は日本の排他的経済水域(EEZ)の約3割を占める。 
わが国領海の主権と安全が中国の覇権主義的な海洋進出によって脅かされている現在、明治丸の活躍は海洋立国を目指す日本国の意気込みを示すものとして、国民の記憶に刻まれねばならない。

小笠原諸島が日本に属しているのは、明治丸のおかげだったのです。