尾教研丹葉支部社会科研究部 夏季研修会
- 公開日
- 2018/08/04
- 更新日
- 2018/08/04
校長日記
昨日は、尾教研丹葉支部社会科研究部 夏季研修会 を大口町健康文化センターで開催しました。
前半は、研究推進について、理論と、授業者による途中経過が報告されました。
後半は、元択捉島の島民 松本侑三 先生 の講演を伺いました。
松本先生は、元中学校の理科教師で、蝶の研究者です。
択捉島の自然、ソ連の侵攻−略奪、共存、収容所−、変換運動の今 を紹介していただきました。
まずは、日ロで共通の価値を見出すこと。
知床が世界遺産になったように、北方四島は「自然」の視点で見ていけば、日ロで守っていく価値があることを提唱されてました。
それが、いずれは返還につながる可能性があるのです。
経済的な視点でしか見ていなかった私には、新たな視点でした。
ソ連の侵攻は、まさに映画「ジョバンニの島」 そのものでした。
社会科教師には、こうした勉強は欠かせません。