【校長日記】台風の爪痕から
- 公開日
- 2018/09/09
- 更新日
- 2018/09/09
校長日記
今日は、いつものコース(138タワーパーク)を7kmほど走りました。
驚いたのは、国の名勝天然記念物「木曽川堤のサクラ」 をはじめとする多くの樹木が、根こそぎ倒れたり、枝が折れたりしていたことです。
自然の威力をまざまざと感じました。
ただ、倒木や枝が折れたりした木にはある傾向があります。
根が浅い木
しなやかさを失った古木
これは子どもたちにも言えるかもしれません。
根が浅い木 = 人としての経験の浅い子
しなやかさを失った古木 = 心の余裕、柔軟性の少ない子
これまで、社会に出てトラブルやアクシデントで心の折れた子を何人も知っています。
一方、世の中は、ランドセルを軽くしたり、部活動の時間を短くしたいするなど、子どもたちにやさしくなるばかり。
これからは、「忍耐」や「鍛錬」の場を、意図的・計画的にもたないと、ますます倒れやすい、折れやすい子が増えるのではないかと危惧します。
愛するのと、甘やかすのは違うのです。