「大切なもの・大切なこと」教育講演会
- 公開日
- 2017/06/10
- 更新日
- 2017/06/10
全校
犬山・継鹿尾観音寂光院山主、松平實胤様をお招きし、「大切なもの・大切なこと」と題してお話をいただきました。
印象に残ったことをいくつか紹介します。
「大切なもの」とは、「命」のことである。
「大切なこと」とは、「命よりも大切なものがあることを知ること」である。私たちは食べ物など、他の命を利用して生きている。環境によって生かされている。私たちは自分以外のもの、命をはぐくむものに生かされている。そのことを表現したのが「おかげさま」という言葉である。
「縁」とは、自分の意思・努力が及ばないところで決定される条件である。
意味のない存在はこの世にない。すべての存在にちゃんと意味がある。
人の願望を突き詰めていくと「四求」と呼ばれる四つの願望に行き着く。
「愛されたい」「ほめられたい」「役に立ちたい」「認められたい」
これらの願望が満たされることで、穏やかな心になれる。
じっくりとかみしめたい言葉に多く触れることができました。