3学期始業式
- 公開日
- 2018/01/09
- 更新日
- 2018/01/09
学校行事
3学期が始まりました。昨日までのんびりとしていたと思いますが、体育館に集まった姿は姿勢もよく、顔をしっかりと上げて話を聴く態勢ができていました。
『画竜点睛』
「画」は絵を描くというときの「画く」
『竜』は「竜りゅう」のこと、ここでは「りょう」と読みます。
『点』は、点と線というときの「点」
『睛』は、辺が「目」という文字になっており、「目」という意味
(瞳の無い絵をスクリーンに映し出しました)
たくましく勢いのある竜の絵ですが、どこか変ですね。
(子どもたちから目が無いというつぶやきが聞こえてきました)
そう、瞳がなくて白い目だと未完成です。
中国では、この白い目に瞳を描き足したところ、みるみると力がみなぎり、竜は絵から飛び出し、空高く昇っていったという言い伝えがあります。
(実際に、白目に瞳を描き入れました)
(ほーといった声が上がりました)
「画竜点睛」とは、物事の最も大切なところ や 物事を完成させるために、最後に大切な仕上げをすることを意味します。皆さんは、1学期、2学期とたくさんのことに挑戦し、経験を積んで学び、いろいろな 力を身に付けてたくましく成長してきました。で、今はこの白い目の竜と同じです。
4月にお話しした「七転び八起き」のように、最後まであきらめずに、挑戦、努力しましょう。そして、やるべきことをしっかりとやりきって今の学年のまとめをしましょ う。この竜の目のように最後の仕上げをして、竜が点に昇るように大きな力を身に付けて、6年生は中学生に、1〜5年生は1学年進級することが目標です。
この宮だるま君にも目を描き入れることができるように、3学期も「七転び八起き」「画竜点睛」の言葉を心に刻んでがんばりましょう。
少々難しいかなと思いながら話しましたが、低学年の子もとても熱心に聴いていてくれました。式の中で、「画竜点睛」と実際に声に出して唱えました。覚えているかな。お家で聞いてみてください。