ありがとうの本より
- 公開日
- 2019/01/23
- 更新日
- 2019/01/23
そのほか
父へ
小さい頃「お父さんと結婚する!」と言っていた私も、思春期になると、お父さんのことが嫌いになり、ほとんど話さなくなりました。18才で進学のために家を出て、20才の誕生日の時、私の大好きなガーベラの花束が贈られてきました。送り主は父からで、すぐに母に電話すると「お父さんがあなたのために、お花屋さんに行って買って贈ったんよ。」私の好きな花を覚えててくれたこと、そして九州男児の父が一人で花屋に行って買ってくれたこと、とても嬉しくて涙が出ました。お父さん、あの時は本当にありがとう。私の一生の思い出です。
長崎県 35才 女性