学校日記

ありがとうの本より

公開日
2019/03/16
更新日
2019/03/16

そのほか

 息子へ
 くも膜下出血で突然倒れた主人を前に、ただただ泣いていた私。急なことで何も考えられずにいた1年前。なんとか手術が終わり、主治医の先生から聞かされた「成功しても2週間以内に半数の方が亡くなられます。」の言葉。ぼう然としながら涙を流す私に、受験をひかえた息子が言ってくれた「俺がここにいるから。東京の大学には行かず、そばにいるから大丈夫だよ。」この言葉に更に涙が止まらなくなりました。その後、主人も元気になり、息子も希望の大学に入学することが出来ました。あの時、まだ高校生だった息子があんなに頼もしいと思ったことはありません。人を気遣える優しい子に育ってくれたことに心から「ありがとう」と伝えたいです。
  愛知県 48才 女性