盲導犬について・福祉実践教室
- 公開日
- 2009/03/03
- 更新日
- 2009/03/03
授業
扶桑町在住の千葉さんが、盲導犬の「ヴェスタ」と一緒に本校を訪れていただけ、国語の教科書で学習し、大変興味を感じていた3年生が近くでお話を聞くことができました。ご自身は、網膜剥離という病気から目が不自由になられたということで、子どもたちに「ゲームをし過ぎたり」「テレビを見過ぎたりしないように」と話しておいででした。
教科書には盲導犬に出す命令について詳しく書かれていたので、児童は「命令はいくつあるのですか」という質問をしていました。千葉さんはそれに答えて、実際に駅に行って電車に乗るときのことを、「ヴェスタ」に出すひとつひとつの命令を交えながら説明していただけました。また、「「ヴェスタ」の世話は誰がするのですか」という質問には「「ヴェスタはわたしの体の一部ですから、わたしがします」と。
それから、こんなお願いも。町で見かける盲導犬は仕事中なのですから、「犬の名前は呼んじゃだめ」「盲導犬にはさわらないで」「お菓子をあげるのは絶対だめ」と。
最後に3年生のみんながひとりひとり「ヴェスタ」に触ることを許していただけました。かわいい瞳の賢そうなラブラドールレトリバーでした。