学校日記

11月6日(月) 「ケンカ橋」が「思いやり橋」になったのは

公開日
2006/11/06
更新日
2006/11/06

校長メッセージ

 5日(日)の午前10時から,「神明小網橋」の開通式がありました。
 お年寄りから子どもまでたくさんの人が渡り初めをしていられました。
 中には,可愛い犬を抱っこして渡っている方もいらっしゃいました。

 昭和38年(1963年)に橋が造られた小網橋は,幅3メートルで対面交通ができなかった。
 橋の上で自動車のドライバーどうしの争いが絶えなかった。
 それで「ケンカ橋」と言われていた。
 
 ところが,それに心を痛めた地元の子どもたちが,橋のたもとに次のように書いた看板を置いたそうです。(昭和63年(1988年))
┌───────────────────┐ 
│ この橋は,“思いやり橋”。
  待ってくれた人にはお礼のあいさつ!    │    
└───────────────────┘ 
 その後,道を譲り合うドライバーが増えたそうです。
 今回,新しい橋の愛称が公募されましたが,名前は残しておきたいということで,今度の橋も「思いやり橋」となりました。
 子どもたちの願いがずっと引き継がれていくことになったのですね。

 開通式で説明のあった上記のような話を,今朝の全校朝会で紹介しました。
                                 (長瀬好文)