明日の台風の動きがどうなるかわかりませんので、本日、臨時集会を開きました。終業式ではありませんが、そのような内容になるものです。校長より以下の話がありました。

この１学期を振り返り、校長先生は文章にまとめてきました。聞いてください。

４月１１日、朝外を歩いているといきなり、３年１組のオオシマさんにタッチと言われ鬼ごっこの鬼にされた。なかなか手洗い歓迎である。思いっきり走ったなら足がつりかけた。

５月１１日　６年３組の体育に参加した。中学校から来た体育の先生を見せてやろうと思ったら２・３人がダウンしていた。やりすぎたか（心配）。６年生の中できらりと光る陸上センスの高い子を数人見つけた。６年３組の大口さんもその一人、彼女は自分の才能に気づいていないかもしれないな。

５月１６日、大きなへびが西脱履にいた。２年生のわんぱく坊主どもがわいわいとやっていた。手で引きづり出して、うらの溝に逃がしてあげた。校長になるとヘビも手でさわらなくてはいけないのか（涙）しかし、わんぱく達から救ったへびのお礼がなんらかの形で届くであろう。気分はうらしま太郎（期待大）。

５月２４日　今日は５年生の野外学習である。海は実に良い。ズーッと観ていてもあきない。夜、お風呂に入る前に、○○○さんが頭にへんなキャップをかぶっていたと聞いた。「オー！○○○、ソレハイケマセーン」

５月３１日　修学旅行、なんと言っても一番は６年の○○君が部屋を間違えて、私の部屋に飛び込んで来たことだろう。「お、う・・・」と言って去っていった姿は一生忘れないだろう。それ以来、彼とはいろんなところで話すことができた。すばらしく魅力的な少年である。

６月１６日　２年の○○君がブランコに乗っている女の子に、揺れて近寄ってくるたびに大きな鉄砲ミミズを顔の前に出して喜んでいた。「出たー！昭和のいたずらっ子」あまりにも笑えたので、そのままにしておいた。

６月２７日　６年の○○さん、○○さん、○○さんが学校北側をノーヘルで自転車に乗っていた。すぐに追いかけて捕まえた。「君がもし、事故で亡くなったら、母さん、毎日、毎日、泣かれるよ」

６月３０日　ヘンリー君が学校を去っていった。ヘンリー君は最初の朝会で「死ね」とか「バカ」とか描いた紙を燃やした次の日に来て「先生、燃やしてほしいものがあるの」と言ってきた少年である。それ以来、よく話したもんである。「一度、転校する前に必ず、先生の所に来てね」と言っておいたが、そーっと去っていった。ヘンリー君が言っていたこと、いつか、みんなの前で燃やそうね。ヘンリー君以外にも 多くの子が去っていった。みんな元気で頑張ってください。、みんなは君のことは忘れないよ。藤里小はさよならの多い学校ですね（涙）。

７月１日　２年１組の丸田くんが、「先生、これ」と言って何かを手渡してくれた。『何かな？』と思ったなら、牛乳のビニールフードの小さい破片であった。朝会の話をよく聞いていてくれたんだと感激した。小さな約束を守ることからルール・約束を守る習慣をつけなくては。みんな忘れないでくださいね。　

７月６日　会議で児童館へ行った。会の途中で何か聞き慣れた声。あ、ここには多くの本校の児童がお世話になっているのだ。帰り際、本校のわんぱくどもに囲まれた。お世話になっている先生方に会い、「本校の児童がお世話になっています」と頭をさげた瞬間、後ろから２年の○○君が「浣腸」。「うっ！」ときた。お世話になっている先生の前で叱れなかった。『明日、覚えとれよ！（怒）』 浣腸は内蔵まで達すると大変なことになるので絶対やってはいけないこと。

７月８日　交通指導員さんと話した。朝の登校状態がすごく良くなったと聞いた。すごく嬉しかった。班長さん、副班長さん頑張っているからですね。ありがとう！

７月１０日　テレビで交通事故のニュースを観た。同じ市内の４年生の子が亡くなってしまった。後ろからぶつけられて母さんと一緒に天国へ行ってしまった。みなさん、車には注意してください。決して道路に飛び出すな。横断歩道では信号だけでなく、目で周りを確認してください。交通事故は本当に悲惨だ・・・。

さてみなさん、いよいよ夏休みです。校長先生が一番君たちに望むこと。それは２学期にみんなが元気に集まること。一人でも大きな病気や事故に遭わないこと。それだけを、校長先生は願っています。どんどん、遊んで、真っ黒になって帰ってきてください。これで校長先生の１学期を振り返っての言葉とします。