朝会より【こんな子が中学校で心配】
- 公開日
- 2011/09/05
- 更新日
- 2011/09/05
校長メッセージ
今日はこんな子が中学生になったら心配という話をします。先生はみなさん、知っているように中学校の先生でした。それも生徒指導を中心にやってきた先生です。だから、小学校の君たちを見ていると、こんな子は中学校では心配だなと感じてしまう時があります。それを話してみます。
まずは学習面です。九九が言えない2年生以上の子いませんか?少数の計算ができない中学年・高学年の子いませんか?中学校の学習は小学校の学んだ上に成り立ちます。小学生でわからないままに決してしていかないようにしてください。中学校では九九は教えません。授業中に席を立ってうろうろする上級生は問題外です。中学校では不良と呼ばれても仕方がありません。
次に運動面です。運動から遠ざかっている子はいませんか?運動は友達とうまくやっていくことを学ぶのにとても大切なことです。中学に入学したら、是非部活動に入り、自分を鍛えてください。友達とのつきあい方を学んでください。
次に服装面です。茶髪の子がこの学校に何人かいますが、中学校では門から入れないと思います。何故でしょうか?みんなが真剣に学習している中に、みんなが頑張ろうとする教室に、何故に茶髪の子を入れなくてはいけないのでしょうか。神聖な場所なんです。学校は何をしにいくところか考えればわかると思います。小学校時に茶髪だった子が中学校で真っ直ぐ生活していくのは難しいようです。興味が学習等からずれていってしまっているからでしょうか。本人の頑張りを期待したいです。「髪はそのままで結構です」とすでに本人に言ってはありますが、入学時に染め直しをしなくてはいけません。また、髪を傷めますね。
中学校で許されないのが、何故に小学校で許されるのでしょうか。小学校には規則はありません。でも、それは保護者の方がしっかり判断されているという前提のもとなのです。間違えないようにしてください。この学校には外国から来た子も多くいます。髪の色も違いますが、それはそれで自信もって生きてください。
最近、腕に字を描いたりしている子を2人みかけました。とんでもないことです。皮膚には描いてはいけません。先生はミカンなどに顔を描くだけでも嫌な気持ちになります。一生懸命つくられたお百姓さんの気持ちを大切にしてください。
最後にあいさつのできない子、声が小さい子です。自分に自信がもてれないのでしょか。心が開けないのでしょうか。つぶされないように頑張って生きてください。
今日はこんな子が中学校で心配という4つを話させていただきました。忘れないようにしてください。