さだまさしさんの「償い」から学ぶ
- 公開日
- 2011/12/14
- 更新日
- 2011/12/14
そのほか
償いの歌詞を載せたいのですが、違法になりますので、私が内容を簡単にお話しします。
作詩・作曲:さだまさし
月末になると ゆうちゃんは薄い給料袋の封も切らずに 必ず 横町の角にある郵便局へとび込んでゆくのでした。 仲間はそんな彼をみてみんな貯金が 趣味のしみったれた奴だと飲んだ勢いで嘲笑っても ゆうちゃんはニコニコ笑うばかり、 こうやってこの曲は始まるのですが実は、大変なことが隠されていたのです。
ゆうちゃんは配達帰りの雨の夜に交通事故を起こし、人を殺めてしまうのです。被害者の奥さんにののしられ、泣きながら頭を床にこすりつけ謝り続けました。それから彼は人が変わったように働き、償いきれるはずもないのですが、毎月仕送りをするのです。
毎月、毎月、送り続けました。
そして、7年目・・・。
奥さんから手紙が届くのです。
『ありがとう、あなたの優しい気持ちはとてもよくわかりました。だから送金はやめて下さい。あなたの文字を見る度に主人を思い出して辛いのです。あなたの気持ちはわかるけど、それよりどうかもうあなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい』と綴ってありました。
この後、彼はこの手紙に涙するわけですが、奥さんの許したくても許しきれない部分も手紙から感じ取れます。まさに、交通事故で失ったものがいかに大きいか、そしてそれが償いきれないかよくわかります。 是非、聴いてみてください。
そして私もですが、保護者の皆様、この文を読んでいただいた、教育関係者の皆様、交通事故にお互いに注意していきましょう。交通事故、償いきれない罪がそこに待っています。