2月27日(火)丹羽公男さんの話を聞きました(6年生)
- 公開日
- 2007/02/28
- 更新日
- 2007/02/28
授業
6年生はキャリア教育の一環として、プロのテレビカメラマンをしていらしゃる愛公企画の丹羽公男さんから、どのようにして現在の仕事についてきたかという話を聞きました。
丹羽さんは、TBSのテレビ番組「雪舟」を作られた方です。
聞いた話の概略は次のようでした。
30分のテレビ番組を作るのにどれぐらい時間がかかるか?
撮影の前に、雪舟という人はいつ生まれ、どんな人生を送った人かを調べるリサーチが必要。それをもとに、何日もかけてナレーションをいれた台本を作る。それですぐに撮影ができるわけではない。事前に撮影箇所に出かけ、何をどのように撮影するのかを決める。それでやっとロケ(撮影の仕事)が始まる。「雪舟」の30分の番組を作るのに、3ヶ月をかけた。このようにして、視聴者の人に楽しく見てもらおうと思ってするこの仕事は、とても生き甲斐があり、楽しい仕事です。
どうしてテレビの仕事をするようになったのか?
小学生の時からテレビが好きで好きで、テレビ局の仕事がしたくてたまらなかった。しかし、どうしたらそうなれるかもわからなくて、テレビとは無関係の仕事についた。ある時新聞の募集広告で、テレビカメラをさわれる仕事のアルバイトを知った。土日は毎週そのアルバイトをしながら撮影技術を教えてもらった。教えてもらえるのは10のうちの1だけだけれど、やる気があれば10まで自分で覚えることができた。10までの技術が身に付いたころ、テレビの仕事が舞い込んできた。30歳の時、会社をやめてカメラ1本で生きてゆくことにし、フリーのカメラマンとして独立した。
好きなことを、信念をもって熱意をもってやっていると、その人の目の輝きが違ってくる。そういう人は、見る人が見れば理解してくれる。道が開けてくる。だから、目標を持って、夢をもってがんばってください。
6年生の児童はとても引きつけらて聞いていました。