学校日記

山下清画伯にはり絵を教え、自信を与えた教師は誰だろう!

公開日
2012/06/25
更新日
2012/06/25

校長メッセージ

画家 山下 清 (やました きよし)

「裸の大将」「放浪画家」などと世の人々から親しまれた山下清画伯を知っていますか。
大正に生まれ、戦前・戦後・そして高度経済成長期という慌しい時代を一気に駆け抜け、山下清画伯は四九歳で生涯を閉じました。
まるで大好きな花火のように、一瞬のきらめきを放って消えていったようです。しかしその一瞬のきらめきは、花火と同様に人びとの心に永遠に刻まれています。彼の絵をみた瞬間、不思議な気分になるのは何故でしょう。どこか違った世界に入った様な気分になります。

さて、山下清画伯はすごいことは言うまでもありませんが、では最初に山下画伯にはり絵を教えた先生は誰だったのでしょう。これが、大切にしたいことです。はり絵を彼とめぐり合わせ、素晴らしい声かけをして、彼を自信の世界に導いた先生は誰だったのでしょう。我々、教師として学ぶことはないでしょうか。子供に人生のチャンスを与えるも、伸ばすも教師は実に大きいですね。

【山下清のプロフィール】

□:1922年3月10日 東京市浅草区田中町に生まれる。

□:1928年 浅草の石浜小学校に入学する。

□:1934年 千葉県の養護施設「八幡学園」に入園する。

□:1940年 11月18日、突然、放浪の旅に出る。

□:1954年 鹿児島にて放浪生活を終える。

□:1961年 ヨーロッパ9カ国を訪問する。

□:1971年 7月12日 他界 (享年49歳)