最近はあまり見ることがなくなりましたが、ホームランを打たれグローブをベンチにたたきつけるピッチャー、攻撃がうまくいかずベンチでゴミ箱など蹴り上げる監督。これらを放送する方も放送する方だと思いますが、見ていて悲しくなります。自分をコントロールできない人にしか映りません。

先日、悔しさで壁を蹴っていた児童を見て注意したことがあります。その答えが

「人でないからいいじゃん」でした。（む！さらに叱らなくてはいけませんでした）

我々の心は大きなクッションをもっています。クッションがない人は実に悲しいです。

さて、スラムダンクというバスケットボールを描いた漫画があります。その主人公の桜木君は少し不良ポィです。さらにライバルの流川君もなかなかの強者です。教育の観点から言うとあまりよくないシーンも出てきますが、目的もなく生きる桜木君がバスケットを通して、認められていくという大きな流れからはなかなか魅力のある漫画です。

その漫画の中で、このひとこま、桜木君が自分をコントロールできなく、控え室のロッカーをたたくのですが、それを止めている流川君が出てきます。一言で「負け犬」と言い切るのです。みなさんに知っていただきたいシーンですので紹介しました。