お風呂で会った茶パツの少年
- 公開日
- 2012/07/04
- 更新日
- 2012/07/04
そのほか
3日前の日曜日の夜、500円硬貨をにぎりしめ、近くの温泉に行きました。お風呂から上がり、着替えをしている時、数人の若者がやってきました。雰囲気は不良グループみたいで、金髪の子も3人ぐらいいました。どうみても、中学生か高校1・2年生です。声をかけてみました。
□ :「今頃、来てては8時まででしょ?、元、取れないね」
金髪少年:「9時までいいんですよ」
□ :「高校生?」
金髪少年:「15才です。今、大工の見習いやっています」
「この仕事に就きたかったんです」
□ :「今日は仕事?」
金髪少年:「今まで友達と遊んでいました」
「このお風呂は一生懸命頑張っている自分の贅沢(ぜいたく)なんです」
なんとさわやかな少年でしょうか。金髪で一見、不良グループの一員みたいな少年です。中学時代は先生を困らせたかもしれません。社会は学校より厳しいです。受け答えもしっかりし、何よりも頑張ろうとする姿が伝わってきました。聞いていない職業を自分から自慢気に話してくれました。
最後に「頑張ってね」と言ったなら、彼は軽く会釈して
「ありがとうございます」と答えてくれました。
仕事現場で良いリーダーに出会ったことに感謝し、いつまでも頑張って仕事が続くことを願って後にしました。