学校日記

幼い頃の川遊び

公開日
2012/07/07
更新日
2012/07/07

そのほか

川で遊ばないと言われても、小さな川では幼い頃、魚を取ってよく遊びました。魚と言っても、ナマズなら20センチオーバーで、鯉なども30センチくらいあるのを小学生の時から取っていました。取り方は簡単で、片手にタモ、片手に棒を持ち、川の土手から、魚を見つけ、棒で後ろから突くようにしてタモまで魚を誘導するのです。慣れれば、簡単に入るのです。
その他には、川に入って手で握るわけですが、魚は石と石の間にいることが多く、しっぽでも掴んだなら爪をたてて、必死に外に出したものです。時たま、握った魚がニュルとして『なまず♪』と思い外に上げてみると、タマネギの腐ったものだったこともありました。また、深いところでは一生懸命握っていると、顔の位置まで水がきていて、気が付くと、ネズミの死骸がどんぶらこと首のところに流れついていることもありました。(ひぇ〜)

ところが、根尾川のような大きな川では、子供ながら危険とすぐわかるのです。中に入るのは川が干上がった時で、それでも深い池のようになったところは3m以上の深さで、ある程度潜ると、水温が急に冷たくなります。多分地下を流れている水だと思います。心臓麻痺になるくらいの冷たさで驚きます。

この根尾川はよく人が亡くなりました。これだけ亡くなる人が多いのに誰かが泳いでいました。地元の僕たちはめったに入らないのに、驚くばかりでした。