学校日記

死んだ母親が残したもの【アンビリバボーより】

公開日
2012/07/13
更新日
2012/07/13

そのほか

泣けました。昨夜のアンビリバボーの番組です。イギリスで本当にあった話なんです。シシンジ29歳とケイト24歳の2人は恋は8年間続き、ついに2人は結婚するわけですが次から次へと不幸が襲うのです。結婚から8年目、ようやく長男・リーフが誕生します。しかし、1歳になったばかりのリーフの胃に、大きな悪性の癌が発見されました。その頃、もう一人の子フィンも授かるのですが未熟児として産まれています。

病院側は一縷の望みをかけて、リーフに化学療法を開始し、摘出手術を行い手術は成功します!でも、歩くのに必要な神経を取り除く必要があり、リーフはもう歩くことが出来ないと宣告されてしまいます。しかし、奇跡的に別の運動神経回路が再生し、歩けるようになるのです。
一方、未熟児だったフィンも命の危機を脱し、無事成長しました。そして、3歳と2歳になったリーフとフィンは、一緒に走り回れるまでに元気になるのです。つかの間の幸せが家族に訪れるのですが、それも長くなかったです。

ある日、母親ケイトは、胸にしこりを感じ、念のため病院で検査を受けるのですが、すると、乳ガンであることが判明したのです。そして2年間の闘病の末、ケイトは38歳の若さで帰らぬ人となってしまったのです。

残された父親シンジと2人の子は悲しい日々がスタートするのですが、翌朝の7時30分、なぜかシンジの携帯アラームが鳴るのです。 そこには『リーフの薬』というメッセージがあったのです。 それはケイトが亡くなる前日にセットしたメッセージでした。さらに、キッチンの引き出しやクローゼットから四葉のクローバーが出てくるのです。生前、体の痛みをこらえ、ケイトがあちこちに隠したのです。
クローバーは不思議な効果をもたらします。 それ以来、不思議と前よりも孤独感を感じなくなり、 もしかしたら、まだどこかにクローバーが隠されているかもしれないと思うと、ケイトの存在を感じることができたようです。
ケイトが隠したのは四葉のクローバーだけでなく、かつてケイトがシンジに出したたくさんのラブレターもありました。死を覚悟して隠し、いつか見つけてもらおうと思ったのです。
そしてなにより77のリストが残されており、例えば

□できるだけ10代に多くの写真を撮ること
□フットボールの試合を観せに連れて行くこと
□エジプトにいくこと

など、一杯つづられていました。3人でこのリストをどんどん消化していくわけですが、最愛の奥さん、子供達には母親を失った悲しみはもちろんあるのですが、リストを実行していく方が目の前の目標となり、3人で力を合わせ生き抜いていくのです。最後に

□息子たちの生活に女手と安定感が得られるようにパートナーとなる女性を見つけてください

の言葉があり、尚更、涙を誘いました。あなたがケイトの立場なら何を残していきますか。考えさせられる番組でした。短く書きましたので詳しくはここをクリックしてください。

http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/120712_1.html