遠 泳
- 公開日
- 2012/08/06
- 更新日
- 2012/08/06
校長メッセージ
夏になると思い出すことがあります。大学の体育学科では水泳の単位を取らなくてはいけませんでした。プール実習の他に、海での実習もありました。
一列に並び沖はるか岸が見えない所を泳ぐのです。もちろん、深さはどのくらい深いかはわかりません。船の上には教授の先生や何故か応援団も乗り太鼓を校歌に合わせたたいていました。私達は何時間と休憩もせずに泳ぐのです。(というより、休むところもない)お昼は、船の上からおにぎりをもらいました。立ち泳ぎで食べるのです。
泳いでる途中、何故か海水が生暖かく感じました。
「ゴメン、しょんべんした」
と前を泳いでる友達が
「おぃおぃ!」
こんなことは許されることでした。
さらに、泳いでいくと、水泳パンツの中に魚が入ってきて、びっくりしました。
途中で、他の大学が同じように向こうから泳いでくると大変でした。旗をあげ、校歌を歌わされるのです。(とてもついていけない世界です)
よく子供が何メートル泳げると聞いてきますが、答えようがありません。今でも体育学科などはこんなことをやっているのでしょうか。懐かしい思い出です。