地域は子供がいて成り立つ
- 公開日
- 2012/09/01
- 更新日
- 2012/09/01
校長メッセージ
先週、岐阜の板取に行ってきました。緑溢れ、板取川に沿って住居が存在する町です。夏のこの時期は多くの人々が訪れ賑わっていますが、実際は過疎化が進んでいる町ではないでしょうか。
廃校が近くにありました。かっては、このグランドで多くの子供達が走り回ったことが想像でき、草が生えひっそりしたこの現状はあまりにも淋しく思えました。
そこで思ったのですが、子供達がいて、初めて地域の結びつきが成り立つのではないでしょうか。秋の運動会ひとつ取ってみても、村のみんながこのグランドで声援を送ったのではないでしょうか。その他、授業参観や卒業式など、子供を通して地域のみなさんが学校に集ったのではないでしょうか。そこには強い結びつきもあったと思います。
卒業生も村を離れ、子供の声も少なくなると地域という言葉が聞こえなくなっていきます。まさに子供は宝、地域の基盤となす宝ではないでしょうか。
写真の上は廃校となった学校の写真です。実際はもう壊されています。下の写真は、今の学校の様子です。グランドには草が生えていました。