攻めの生徒指導 【挨拶あふれる学校にいじめなし】
- 公開日
- 2012/09/19
- 更新日
- 2012/09/19
校長メッセージ
昨日はいじめに対し保護者と教職員が同じ気持ちでお互いに連絡を取り合って対処しましょうと呼びかけましたが、いつまでも守りの生徒指導はよくて0点、悪くてマイナス何点の世界です。要するに攻めなくてはいけないのです。いつまでもおびえるだけでいじめはなくなりません。
本校、放課はほとんどの教師は戻ってきません。子供達と接して生活していてくれます。朝は生徒指導係が門に立ち、子ども達を迎えます。何かあると子ども達は朝の出来事をすぐ話してくれます。しかし、これも、いじめへの攻めの指導ではないと思います。
「攻める」これはずばり「あいさつ」と思います。結論から言って、「挨拶あふれる学級にいじめ無し。挨拶あふれる学校にいじめ無し」ではないでしょうか。生徒指導はファジー(曖昧)な面をつくると前に進みませんので、間違っていようが、合っていようがこのように言い切りたいです。
友達同士の「おはよう」の中に『元気?変わったことない?』『あなたがそこにいます。私もここにいます』『今日もよろしく』多くの意味を含んだ「おはよう」の4字です。まず相手の状態をうかがう言葉です。次に相手を認める言葉だと思います。そして友好を確かめ合う言葉だと思うのです。「変わったことない?」の中には当然「いじめられていませんか?」も入っています。そして、その次にくる言葉は当然『異常があったならすぐ助けに入りますよ』が隠されています。また、『あなた、そこにいます』はその人を認めているという解釈ですが、人は認めた相手をいじめますか?決してないと思います。
また、このあいさつ、最初は習慣だけでやっていても、心の中をすっきりしたものに作り替えていくこともあります。友達の輪も広げていきます。
「挨拶あふれる学級にいじめなし。挨拶あふれる学校にいじめなし」この言葉を信じて頑張っていきたいと思います。
追伸:子どもと教師間のあいさつもこれまた、すごいものが裏にあると思います。
〔この文章は校長が作成しました。〕