学校日記

非常用持出袋からわかる家族の愛

公開日
2012/10/30
更新日
2012/10/30

校長メッセージ

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私の住む街では、市から非常用持出袋が支給されました。一人、一枚ずつあるのですが、準備の良い私以外の者は、懐中電灯や、非常食、タオル、着替え、ライターを詰め込んでいます。あまりにも私が何もやらないので、袋は空っぽのまま、ほかってありました。

ところがある日、枕元に袋が置いてあるではありませんか。

『ようやく、俺の大切さがわかったのか♪』

と、思い中を見てみると、なんと先日、藤里小で行われた防災訓練で楓さん・長岡さんからいただいた非常用白飯が一つだけ入っていました。(おぃおぃ!)

『俺は最初に飢え死だ。こうなったら彼岸花の球根でも食ってやる!』
(彼岸花には毒がありますので、絶対、食べないようにしてください)

と、思いました。
しかし、この非常用白飯ですが、袋を開き、中に水を入れ30分待てばご飯となる代物(しろもの)でして、火を使わずにご飯が食べられるのに驚きました!(楓さん、長岡さんの優しい顔が浮かびました)
みなさんは、いざという時は何を持って逃げますか? 準備しておくことは大切ですね。
(俺が言っても説得力ゼロか・・・)